FILCO Majestouch Convertible 3のスペック概要
テレワーク環境を整えようと思ったとき、まず目をつけたのがキーボードだった。毎日何時間も触れるものだからこそ、妥協したくなかった。
以前からメカニカルキーボードに興味はあったものの、種類が多すぎてどれを選べばいいか正直わからなかった。そこで複数デバイスを使い回せるBluetooth対応モデルを軸に探し、最終的にたどり着いたのがFILCO Majestouch Convertible 3だ。
結論から言うと、この選択は大正解だった。本記事では実際に使って感じたリアルな感想を正直にレビューしていく。
基本スペック一覧
| 項目 | スペック |
| 型番 | KTLBT3-33 |
| キースイッチ | CHERRY MX 茶軸 / 赤軸 / 静音赤軸 |
| キーレイアウト | 日日本語配列 テンキーレス 91キー |
| 接続方式 | Bluetooth / 有線 |
| Bluetooth登録台数 | 4台 + 1台(有線接続) |
| キーストローク | 4mm |
| キーピッチ | 19mm |
| 電源 | 単三電池×2本 |
| サイズ | 幅358×奥行152×高さ42mm (スタンド使用時49mm) |
| 重量 | 1.0kg |
| カラー | ブラック |
購入したモデル(型番・軸の種類)
今回レビューするのはFILCO Majestouch Convertible 3のテンキーレスモデル、型番KTLBT3-33(赤軸)だ。購入場所はヨドバシカメラで、価格は約20,000円だった。
購入前はKeychronと最後まで迷った。Keychronはコスパが高く人気のモデルだが、最終的にFILCOを選んだ決め手はBluetooth接続の安定性と対応台数だ。最大4台まで登録でき、ワンタッチで切り替えられる点がテレワーク環境にぴったりだと判断した。
日本語配列・テンキーレスというサイズ感もデスクをすっきり使いたい自分にはちょうどよかった。
開封レポート・外観チェック
パッケージと付属品
箱を開けた瞬間の第一印象は「高級感がある」だった。2万円のキーボードにふさわしい、しっかりとした作りのパッケージだ。
付属品はUSBケーブル、キーキャッププラー、説明書の3点。必要なものが過不足なく揃っている印象で、届いてすぐに使い始められた。
梱包もしっかりしており、キーボード本体がきちんと保護された状態で届いた。配送中のダメージを心配する必要はなさそうだ。
本体デザイン・サイズ感
本体の見た目はひとことで「スタイリッシュ」。余計な装飾を一切排除したシンプルなデザインで、どんなデスク環境にも馴染みやすい。
サイズはテンキーレスということもあり、デスクに置いたときのサイズ感はちょうどいい。マウスとの距離も自然で、長時間作業でも窮屈さを感じない。
質感は想像以上に良く、金属感のあるしっかりとしたボディが高級感を演出している。表面はマット仕上げで指紋がつきにくく、使っていても見た目が汚れにくいのが嬉しいポイントだ。
実際に使ってみた感想
打鍵感・タイピングの心地よさ
打鍵感はひとことで言うと「しっかりしている」。キーを押すたびにしっかりとした手応えがあり、安っぽさは一切感じない。
音はコトコトとした心地よい打鍵音で、メカニカルキーボード特有のうるさすぎるカチカチ音とは無縁だ。在宅ワーク中に家族がいても特に気になるレベルではなかった。
ただし、最初の数日は慣れが必要だった。キーストロークが4mmとやや深めなので、薄型キーボードから乗り換えた場合は指が慣れるまで1週間ほどかかるかもしれない。
以前使っていたキーボードと比べると、明らかに上質。タイピングのたびに「いいキーボードを使っている」という満足感がある。これは地味だが毎日使うものだけに大きな違いだ。
2万円という価格は決して安くはないが、打鍵感に関しては妥当だと感じている。毎日数時間タイピングするなら、この投資は十分に回収できる。
Bluetooth接続の安定性・切り替え操作
Bluetooth接続の安定性は申し分ない。MacBook、Windowsノートパソコン2台の計3台をBluetoothで登録し、デスクトップPCとはUSB有線接続で使用しているが、日常使いで接続が途切れたことは一度もない。
デバイスの切り替えは右上の専用ボタンをワンタッチするだけで直感的に操作できる。切り替え後は少し待つ場面もあるが、数秒以内には接続が完了するので実用上のストレスはほとんどない。
PC・Mac・Windowsと異なるOSをまたいで1台のキーボードを使い回せるのは、複数デバイスを使うテレワーカーにとって非常に大きなメリットだ。
USB有線接続との使い分け
有線と無線、どちらも毎日使っている。デスクトップPCはBluetooth非対応のため、USB有線接続で使用。MacBookやWindowsノートパソコンとはBluetoothで接続しており、1台のキーボードを4台のデバイスで使い回している。
有線接続の最大のメリットは電池残量を気にしなくていい点だ。Bluetooth接続時は単三電池2本で動作するが、有線接続中はUSBから給電されるため電池が減らない。
切り替えの手間も特になく、有線と無線をシームレスに使い分けられる。1台のキーボードでこれだけ柔軟に対応できるのはConvertible 3の大きな強みだと感じている。
重さ・デスクへの収まり具合
重さは約1kgとメカニカルキーボードらしいどっしりとした重量感がある。持ち運びには正直向かないが、デスクに置いて使う分にはこの重さが安定感につながっている。
タイピング中にキーボードがズレることは全くない。底面のゴム足がしっかり機能しており、激しくタイピングしても微動だにしない。軽量キーボードにありがちな「打つたびに動く」ストレスとは無縁だ。
デスクへの収まり具合も自然で、マットブラックの落ち着いたカラーがデスク環境に馴染む。テンキーレスのコンパクトなサイズ感もあって、デスク上のスペースを圧迫しない点も気に入っている。
良かった点・気になった点
ここが好き(良かった点3つ)
① 複数デバイスをワンタッチで切り替えられる
デスクトップPC・MacBook・Windowsノートの計4台を1台のキーボードで使い回せるのは想像以上に快適だった。右上の専用ボタンを押すだけで切り替えられるので、複数デバイスを使うテレワーカーには特におすすめしたい機能だ。
② 打鍵感が最高
赤軸特有のなめらかな打ち心地と、コトコトとした心地よい打鍵音の組み合わせが絶妙だ。毎日長時間タイピングしても疲れにくく、キーボードを打つこと自体が楽しくなった。
③ デザインがシンプルでどんなデスクにも合う
派手なRGBライティングや奇抜なデザインは一切なし。マットブラックのシンプルな外観はどんなデスク環境にも自然に馴染む。デスクの見た目にこだわりたい人にとっては大きなメリットだ。
ここが気になった(惜しい点2つ)
① 重いので持ち運びには不向き
約1kgという重量はデスクでの安定感につながる一方、カフェや出張先への持ち運びには正直向かない。自宅のデスク固定で使うなら問題ないが、外出先でも同じキーボードを使いたい人には少し不便に感じるかもしれない。
② 価格が高い
約2万円という価格は、キーボードとしては決して安くない。「キーボードにそこまでお金をかけたくない」という人にはハードルが高いのも事実だ。ただし、毎日使うものへの投資と考えれば納得できる価格帯だとも感じている。
こんな人におすすめ・おすすめしない人
こんな人におすすめ
- 複数デバイスをひとつのキーボードで使い回したい人
- テレワークでデスク環境にこだわりたい人
- シンプルなデザインが好きな人
- 長く使える高品質なキーボードを探している人
おすすめしない人
- キーボードをよく持ち運ぶ人
- 1万円以下でコスパ重視の人
- 派手なRGBライティングが欲しい人
まとめ:2万円の価値はあるか?
FILCO Majestouch Convertible 3を実際に使ってみた結論は、大満足の一言に尽きる。
複数デバイスのワンタッチ切り替え、心地よい打鍵感、シンプルで飽きのこないデザイン。毎日使うキーボードとしてこれ以上ない選択だったと感じている。
約2万円という価格は決して安くないが、それに見合うだけの品質と使い勝手がある。「キーボードにそこまでお金をかけるのは…」と迷っている人の気持ちもわかる。しかし毎日何時間も触れるものだからこそ、妥協しなくて正解だった。
持ち運びには不向きという弱点はあるものの、自宅デスク固定で使うなら気にならない。複数デバイスを使うテレワーカーで、デスク環境をワンランク上げたいと考えている人には自信を持っておすすめできる一台だ。
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